双子、三つ子などの多胎児が生まれる出生率が、去年、これまでで最も高かったことがわかりました。
日本の最高裁判所にあたる大法院が5日まとめたところによりますと、去年、韓国で生まれた多胎児は2万9904人で、新生児全体の6.6%を占め、これまでで最も高くなりました。
多胎児の出生率は、2005年には4%でしたが、2014年に6.2%と、初めて6%を超えています。
女性は、年をとるとともに複数の卵子が排卵される可能性が高くなることから、多胎児の出生率の上昇は、女性の出産年齢が高くなっていることが背景にあるものとみられています。統計庁によりますと、去年、お産をした女性の平均年齢は32.2歳で、35歳以上が24%を占めています。
また不妊治療として、体外受精で妊娠する夫婦が増えていることも背景にあるとみられています。保健福祉部によりますと、おととし、体外受精で生まれた新生児は1万1597人で、このうち41%が多胎児でした。