朝鮮労働党大会には、海外からの要人は出席していないもようです。
韓国外交部の関係者は、「これまでのところ、海外から意味のある来賓が出席したようすは把握されていない」としており、政府消息筋も、「北韓は、今回の党大会に積極的に外国からの来賓を招待していない。一部招請を受けた国でも、訪問の意思はなかったようだ」と話しています。
朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は4日、中国、ロシア、モンゴルなどおよそ20か国が金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に党大会開催の祝電を送ってきたと伝えましたが、海外から代表団が参加するとは報じていません。
36年前の1980年に開かれた第6回党大会には、118か国から177人の代表団が出席しました。
今回、36年ぶりの開催にもかかわらず海外の要人が出席しないのは、北韓の核実験と長距離弾道ミサイル発射に対する国際社会の制裁が影響しているものとみられています。