尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は、7日、アメリカのケリー国務長官と電話会談を行い、労働党大会による北韓のさらなる挑発を防ぐため、国際社会とともに強力な警告のメッセージを発信していくことで合意しました。
電話会談は、7日午前9時からおよそ20分間行われ、6日に開会した北韓の労働党大会や韓半島情勢などについて意見を交わしたということです。
この電話会談で、両国外相は、北韓の金正恩第1書記が労働党大会で核実験と事実上の長距離ミサイルの発射を自らの成果として強調するなど、核やミサイルを開発する意思を露骨に表していることに深い懸念を表明するとともに、労働党大会を注意深く観察し緊密に連携していくことで一致しました。
また北韓の変化を導き出すため、国連安全保障理事会による制裁と圧力を強化して、北韓に核を捨てる以外には他の選択肢がないことを思い知らせること、国際社会とともに強力な警告のメッセージを発信していくことで合意しました。