アメリカは労働党大会を開いている北韓に対して「荒れ果てた地から出て孤立から脱すべきだ」と述べ、国際社会に対する挑発の自制を求めました。
ホワイトハウスのアーネスト報道官は、現地時間の６日に行われた定例会見で、「北韓は核兵器開発を続けて去年末からさらに孤立を深めており、ただでさえぜい弱な経済に痛手を与えている」と指摘しました。
そして北韓の金正恩（キム・ジョンウン）第１書記が労働党大会で、核実験と長距離ミサイルの成果を強調したことについて、「核兵器開発をあきらめて韓半島の非核化を実現し、荒れ果てた地から逃れて孤立から脱すべきだ」と述べ、自制を求めました。
また北韓専門のアメリカのウェブサイト、「38ノース」は、７日、北韓が5回目の核実験を準備している動きがみられたと伝えました。
韓国国防部も、北韓はいつでも核実験を強行できるものとみて、動向を注視しています。