韓国国内であらたなジカウィルス感染者が出ました。
疾病管理本部によりますと、あらたなジカウィルス感染者は20代の韓国人女性で、この女性は、先月4月10日からベトナムのホーチミン市に滞在し、5月1日に帰国しましたが、持病の定期健診のためソウル近郊の大学病院を訪れたところ、ジカ熱の症状が見られたため遺伝子検査を行った結果、ジカウイルスに感染していたことがわかったということです。
ベトナムは、4月29日からジカウイルス感染症の流行国に分類されています。
疾病管理本部は、この女性が帰国して以来、献血をしたり蚊に刺されたりしていないため、国内でジカウイルスがさらに拡大する可能性は低いと説明しています。
海外でジカウイルスに感染し、韓国に帰国したことが確認されたジカ熱の患者は、現在、合わせて4人に上っています。