北韓で36年ぶりに開かれた朝鮮労働党大会が9日に閉幕する予定ですが、今のところ正式な発表はありません。
9日は、労働党中央委員会の全体会議が開かれ、政治局の常務委員や書記局の書記を選出するものとみらます。
政治局常務委員や書記局書記の選出では、88歳の金永南最高人民会議常任委員長や89歳の金己男労働党中央委員会書記、77歳の朴奉珠内閣総理など、高齢の指導部の交代、金正恩第1書記の妹の金与正宣伝扇動部副部長の昇格にも関心が寄せられています。
また、金正恩第1書記の呼称を変更するかにも関心が寄せられています。
8日の大会では、金正恩第1書記を「最高首衛」に擁立する決定書が採択されていて、金正恩第1書記に対して、党中央委員会の中央委員長、または最高委員長に就かせるのではないかとみられています。
9日に大会が閉幕することから、この日は、平壌市内の金日成広場で大規模な集会も開かれるものと予想されています。