障害児の出産が増えていることが分かりました。
仁荷大学予防医学教室の研究グループが2009~10年まで7大都市で生まれた新生児40万3250人を対象に調査したところ、100人のうち5.5人に障害がありました。
1993~94年にかけて行われた調査では障害児の割合いは100人に3.7人でしたが、16年で障害児が生まれる割合が大きく増えました。
症状別に見ますと、心臓など循環器系の障害が100人に1.8人で最も多く、非尿生殖系、筋骨格系、消化器系、中枢神経系の順でした。
仁荷大学予防医学教室のイム・ジョンファン教授は、大気汚染、葉酸不足、環境ホルモンなど、障害を誘発するリスクを究明するための研究を急ぐ必要があると指摘しました。