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社会

韓国の高齢化関連支出増加速度 世界で4番目

Write: 2016-05-11 13:33:20Update: 2016-05-11 13:33:20

韓国の高齢化関連支出増加速度 世界で4番目

韓国の高齢化関連支出の増加ペースが、世界で4番目に速く、政府がこれに対応できなければ、格付けが現在より5段階下がる恐れがあることがわかりました。
アメリカの格付け会社「スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)」が4月末に発表した報告書によりますと、年金や健康保険など韓国の高齢化関連の支出額は、GDP=国内総生産に対する割合が、2015年の7.7%から2050年には17.8%へと、35年の間に、10.1ポイントも増加するということです。
この増加ペースは、先進34か国のうち、最も速いもので、調査対象となった全体の58か国の中では、ブラジル、ウクライナ、中国に次いで4番目に速いものです。
また、スタンダード・アンド・プアーズは、韓国が高齢化にうまく対応できなければ、財政が急激に悪化し、国の格付けが、2050年には現在の「AA-」より5段階低い「BBB」に下がる恐れがあると警告しました。
一方、韓国の65歳以上の高齢者扶養率も、2015年の18.0%から2050年には65.8%になり、日本に次いで2番目に高くなるとみられており、急激な高齢化に対する政策的な取り組みの必要性が浮き彫りとなりました。

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