韓国で5人目となるジカウィルス感染者が出ました。
あらたなジカウィルス感染者は30代の韓国人男性で、この男性は、先月4月27日から出張先のフィリピン北部ルソン島のバタンガス州におよそ1週間滞在し、5月4日に帰国しましたが、帰国5日後の9日、発疹や関節痛、筋肉痛などの症状で病院を訪れたところ、ジカウイルス感染の疑いで防疫当局に報告されました。遺伝子検査を行った結果、ジカウイルスに感染していたことがわかったということです。
疾病管理本部は、この男性が帰国後、献血をしたり蚊に刺されたりしていないため、国内でジカウイルスがさらに拡大する可能性は低いと説明しています。
疾病管理本部は、この男性を入院させ、中央疫学調査班を派遣し、疫学調査を実施しています。