北韓では、朝鮮労働党大会が閉幕した9日以降も、朝鮮労働党大会の開催と金正恩(キム・ジョンウン)党委員長の就任を祝うコンサートなど、多様なイベントを開催し、内部の結束固めに力を入れています。
党の機関紙「労働新聞」は11日、平壌(ピョンヤン)で党大会を祝う、「牡丹峰(モランボン)楽団」と「青峰(チョンボン)楽団」、それに「功勲国家合唱団」による合同公演が行われ、金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長、黄炳誓(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長、崔竜海(チェ・リョンヘ)党書記、朴奉珠(パク・ボンジュ)首相の政治局常務委員が観覧したと伝えました。
また、朝鮮中央放送は、党大会への出席者が11日、平壌(ピョンヤン)の4・25文化会館に集まり、「金正恩(キム・ジョンウン)同志と、思想と志と運命をともにするわが党の一番の戦友、一番の同志になる」と誓ったと伝えました。
これに先立って、北韓は10日、党大会の名義で、住民に向けて「万里馬速度創造運動の展開を決心した」と発表しており、10月の党創建記念日に向けて生産や建設を大々的に進める「150日戦闘」を始める可能性があるという見方が出ています。