子どもの結婚に、親は平均でおよそ1億3千万ウォン、老後資金のおよそ半分以上を使っていることが分かりました。
三星生命引退研究所は12日、全国の成人子ども世代・親世代の1501人を対象にアンケート調査を行い、「子どもの結婚、親の老後」報告書を発表しました。
それによりますと、子ども全員が結婚した親は、結婚費用として平均1億2506万ウォンを援助しており、子ども1人当たりの平均結婚資金援助額は、男の子の場合9400万ウォン、女の子の場合4200万ウォンだったということです。この金額は、親世代の老後資金の55%に当たるものだということです。そのため、子ども全員が結婚した親の75%は、「子どもの結婚資金を援助したことで老後の生活の負担がかかっている」と答えています。
また、親世代が子どもの結婚資金を調達する方法としては、預金・積金を使うケースがもっとも多く、退職金を使ったり、個人年金・保険を解約したり、居住住宅を売るケースなどが挙げられました。
さらに、子どもの結婚資金を援助するため借金をすると答えた人も12%に上り、未婚の子どもがいる親の23%が、「必要であれば借金をしてでも子どもの結婚資金を援助する」と答えました。