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社会

加湿器殺菌剤事件 メーカー元社長ら4人逮捕

Write: 2016-05-14 12:31:04Update: 2016-05-14 14:53:23

加湿器殺菌剤事件 メーカー元社長ら4人逮捕

加湿器に使用する殺菌剤で多くの死傷者が出た問題で、ソウル中央地方検察は、14日、メーカーの元代表をはじめとする関係者3人と、別のメーカーの元代表の合わせて4人を業務上過失致死傷の疑いで逮捕しました。
ソウル中央地方検察庁の特別捜査チームは14日、業務上過失致死、業務上過失致傷などの疑いで、イギリスに本社を置く多国籍企業、レキット・ベンキーザーの韓国法人「オキシー・レキット・ベンキーザー」=現在の「RBコリア」の申鉉宇(シン・ヒョンウ)元社長をはじめ、元研究所所長、元研究員の3人を逮捕しました。
「オキシー・レキット・ベンキーザー」は、2001年から2011年半ばまで、加湿器の水に混ぜて使用する殺菌剤に有害な化学物質、PHMG=ポリヘキサメチレングアニジンが含まれた製品を販売しました。
申鉉宇元社長ら3人は、2010年10月に適切な検査をせずにPHMGが含まれた製品を開発・販売し、死傷者を多数出した疑いが持たれています。
製品を販売する際に「子どもにも安全」という虚偽・誇大広告をした疑いもあります。
また、別のメーカー「バターフライエフェクト」の元代表に対しても、
PHMGよりもさらに有害とされる化学物質、PGH=塩化エトキシエチルグアニジンを使って加湿器殺菌剤を製造・販売し、死者14人を含む27人の被害者を出した疑いがあるとして、逮捕しました。

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