韓国のゲーム会社のことし第1四半期の業績が大幅に伸びました。
業界最大手のNCソフトは、ことし1月から3月期の売上高が2408億ウォン、営業利益が758億ウォンを記録しました。
去年の同じ期間に比べて売上高は28%、営業利益は69%の伸びとなりました。
NCソフトは、代表的なオンラインゲーム「リネージュ」の人気が健在な上、アメリカ・ヨーロッパで発売したオンラインゲーム「ブレイド・アンド・ソウル」も大人気になっていると説明しています。
NCソフトではことし下半期にはリネージュのモバイル版を発売する予定で、今後、収益が増えると予想しています。
またNHNエンターテインメントも、スマートフォン向けゲーム・アプリが日本や台湾で大ヒットし、第一四半期の売上高2036億ウォン、営業利益92億ウォンで、売上高は去年の同じ期間より47.4%増え、営業利益は一昨年の第4四半期以降、5四半期ぶりに黒字に転じました。
韓国のコンテンツ産業において、ゲームの輸出が占める割合は2014年現在、半分を超えて、56.4%を占めており、年平均16.7%の伸びとなっています。