現在の韓国の経済構造は大企業には有利な形となっていると、国民の94%が考ていることがわかりました。
中小企業中央会が、4月8日から15日までの間、全国の19歳以上の成人男女700人を対象にアンケート調査したところによりますと、韓国の経済構造について、「大企業に有利な形となっている」と答えた人の割合は、全体の94%を占めていたということです。
さらに、韓国の経済成長において、大企業と中小企業がバランスよく成長してきたかどうかを問う質問に対しては、「そうではない」と答えた人が全体の70.4%を占めていたということです。
また、中小企業の発展を促すことで得られると予想されるメリットについては、「地域経済の活性化」を挙げた人が全体の84.8%でもっとも多く、続いて「大企業と中小企業の格差の解消」、「雇用の創出」などが挙げられました。