北韓に対する国連安保理の経済制裁の対象に指定され、北韓に戻ったり、公海上で姿を消していた複数の北韓の船が、最近、日本や中国周辺の海上に現れていることがわかりました。
韓国のメディア｢連合ニュース｣が、船舶の現在位置を確認できるウェブサイトの｢ライブ船舶マップ(MarineTraffic)｣のデータを分析したところ、国連安保理の制裁対象となっている北韓の｢遠洋海運管理会社｣が保有している貨物船4隻が、ここ1か月間、日本や中国などの海上に 現れているということです。
これについて外交部は、｢政府は、日本や中国などの周辺国と緊密に協力しながら、北韓に対する経済制裁がきちんと行われるように取り組んでいる。今回動きが確認された北韓の船舶は、海外の港での停泊が硬く禁じられているので、北韓内部の物資を輸送するために航海しているものとみられる｣と説明しています。