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韓半島

北韓 予告なしに臨津江放流量増やす

Write: 2016-05-18 14:03:17Update: 2016-05-18 14:55:42

北韓 予告なしに臨津江放流量増やす

北韓が16日、臨津江(イムジンガン)上流地域にあるダムの放流量を予告なしに増やし、臨津江下流の韓国の住民らが被害を受けたことがわかりました。
臨津江は、南北の軍事境界線を縦断して流れる韓半島中西部の河川で、上流は北韓にあります。
韓国水資源公社によりますと、北韓側の臨津江上流から下流の韓国京畿道坡州市(パジュ)の郡南(クンナム)ダムに入り込む水量が16日午後7時から急増し、午後6時時点で1秒当たり97トンだった流入量は、午後9時には428トンにまで増えたということです。
郡南ダムは、流入量の急増を受け、ダムの放流量を流入量と同じ規模にまで急激に増やしましたが、その過程で坡州市一帯の漁民らが臨津江に設置した網などが流されたり、破れるなどの被害が出ました。
北韓のダムの放流では、2009年9月、韓国人6人が死亡する事件が発生しています。これを受け、南北は2009年10月に水害を防止するための実務者協議を開き、北韓側がダムを放流するときは事前に通告することで合意していますが、北韓はこの合意を度々破っています。
一方、統一部は18日、今回の北韓の無断放流について、強い遺憾を表明し、「放流する際は韓国に即時通告するよう求める」と述べています。

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