去年の医薬品の輸出額が23億ドルを超えて、過去最高となりました。
韓国製薬協会のまとめによりますと、医薬品の輸出額は去年23億800万ドルで、前の年に比べて28.5%増えました。
韓国の全体の輸出額は去年、8%減りましたが、医薬品の輸出は持続的に増えています。
韓国政府は製薬産業を国の未来産業と位置付け、競争力確保に向けて多様な支援政策を進めていて、医薬品の輸出増加はこうした政策によるものとみられます。
ただ、医薬品の輸出は日本や中国などアジアの一部の国に集中していて、
医薬品のさらなる輸出増加を図るには、アメリカやヨーロッパなど、輸出先を多角化していく必要があると指摘されています。