京畿道(キョンギド)が、中国の高齢者施設関連企業と協約を結び、5万人に上る観光客を誘致することになりました。
京畿道は23日、上海にある高齢者施設関連企業と来月から12月までの7か月間、5万人の中国人観光客を誘致する内容の「MICE訪問客誘致協約」を結びました。
この企業は、中国全土に会員500万人を持つ中国最大のシルバー文化センターで、3800か所の高齢者福祉センターを運営しています。
韓国を訪れる中国人観光客は、このシルバー文化センターの会員のうち上位1%にあたるVIPで、来月1日から毎日200人から300人ずつに分かれて、それぞれ3泊4日の日程で、チャーター機に乗って清州(チョンジュ)空港から韓国入りし、2泊は京畿道で、残りの1泊はソウルで宿泊するということです。
京畿道は、5万人の中国人観光客が韓国を訪れれば、およそ490億ウォンの生産誘発効果があると期待していて、朝鮮王朝第22代王であった正祖(チョンジョ)が父の墓を参拝する際に滞在した「華城行宮(ファソンヘングン)や楊平(ヤンピョン)長寿村、伝統市場、医療観光など多様なプログラムを提供するとしています。