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経済

KDI 成長率の見通しを2.6%に下方修正

Write: 2016-05-24 15:08:13Update: 2016-05-25 10:30:05

KDI 成長率の見通しを2.6%に下方修正

政府系シンクタンクのKDI=韓国開発研究院が、韓国のことしの経済成長率の見通しを3%から2.6%に下方修正しました。
KDIは24日、韓国のことしの経済成長率の見通しを発表し、韓国のことしの経済成長率の見通しを去年末に示した3%から0.4ポイント引き下げて、2.6%に下方修正しました。
これは、ほかの国内外の機関の予想値を下回るものです。
韓国のことしの成長率の見通しについては、韓国銀行が先月、3%から2.8%と下方修正したのに続いて、OECD=経済協力開発機構も3.1%から2.7%に下方修正するなど、3%台を下回っていますが、韓国政府だけが3.1%と3%台の成長を見込んでいます。
KDIは、韓国経済が直面しているもっとも大きなリスク要因として、不健全企業の構造調整を挙げ、構造調整の遅れによって韓国経済の不確実性が増したり、大規模な失業や金融不安などが発生する場合、韓国経済の成長基調が鈍る恐れがあると警告しています。
また構造調整については、責任主義にもとづいて、利害当事者が損失を負担する形で行われる必要があるとしたうえで、失業の増加に備えて、派遣労働の範囲の拡大などの対策も必要だと指摘しました。
一方、来年の成長率については、内需の伸びが鈍化し、輸出低迷が続くため、2.7%にとどまると見込みました。

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