韓国の株式市場の取引時間がことし8月から、30分延長されることになりました。
韓国取引所が24日、発表したところによりますと、ことし8月1日から株式の取引時間を、いまの午前9時から午後3時までの6時間から、午前9時から午後3時30分までの6時間30分に、30分延長するということです。
株式市場の取引時間の変更は、2000年5月に昼休みの時間をなくすことで5時間から6時間に延ばして以来、16年ぶりです。
韓国取引所は、時間の延長によって、中国などアジアの株式市場との時差が縮まり、韓国の株式市場の競争力の向上や、投資家の利便性の向上が図られ、取引量の増加につながると期待しています。
時間の延長で1日の平均売買代金は、最大で6800億ウォン、およそ5億7000万ドルに増える見通しで、韓国取引所は、来月中に関連規定の改正を進め、7月中に電算システムの改変作業を終えるとしています。