政府や企業、個人が海外に保有する資産から、韓国にとって負債となる海外勢の韓国への投資を差し引いた対外純資産残高が初めて2000億ドルを超えて、これまでで最も多くなりました。
対外純資産残高は、国としての海外で稼ぐ力を示す代表的な統計の一つです。
韓国銀行がまとめたところによりますと、3月末時点で、韓国が海外に保有する資産は、1兆1674億ドル、 海外勢の韓国への投資は9515億ドルだったということです。
この結果、対外純資産残高は2158億ドルとなり、初めて2000億ドルを超え、これまでで最も多くなりました。
国内では景気の先行き不透明感が広がり、企業の投資が冷え込んでいますが、対照的に、海外への投資は着実に増えています。