25日の午後、仁川空港駅から全羅南道(チョンラナムド)に向かっていたKTX=韓国高速鉄道が脱線し、運航が一時出来なくなりました。
韓国鉄道公社、コレイルによりますと、25日午後3時55分ごろ、仁川空港駅を出発したKTXの車輪2つが、出発してわずか2分後に脱線したということです。
列車の速度が遅かったため、幸いけが人などはありませんでしたが、列車に乗っていた乗客38人は他の列車に乗り換えました。
この事故で、25日仁川空港駅発着のKTXは、最終まで運休したほか、一部の空港鉄道普通列車におよそ12分の遅れが出ました。
コレイルでは、仁川空港駅の分岐器が破損して事故が発生したものとみて、国土交通部の航空鉄道調査委員会と協力して詳しい事故原因について調べています。
仁川空港駅発のKTXは、26日の始発から運行を再開しています。