去年、韓国の医療機関で診療を受けた外国人患者が30万人に迫っていることがわかりました。
保健福祉部がこのほどまとめたところによりますと、去年、韓国の医療機関で診療を受けた外国人患者の数は、29万7000人で、前の年に比べて11%増えました。
外国人患者数は、2009年には6万人程度でしたが、年平均およそ30%のペースで増加し、2009年以降の累計は、120万人になっています。
去年、外国人患者から得た診療費収入は合わせて6700億ウォンで、前の年に比べて20%増えました。
国別では、中国からの患者が全体の33%を占めて最も多く、次いでアメリカ14%、ロシア7%、日本6%などの順でした。
最も多く受診したのは内科で全体の21%を占め、次いで整形外科、健康診断、皮膚科の順となっています。
中国からの患者は整形外科、日本からの患者は皮膚科での受診が多くなっています。