国防部が、韓国軍の将兵の喫煙率を下げるための様々な禁煙対策を打ち出しました。
国防部は31日の「世界禁煙デー」を迎えて、将兵の喫煙率をいまのおよそ40%から30%に下げるための様々な禁煙対策を盛り込んだ「禁煙事業計画」を発表しました。
計画で国防部は、小隊の隊員全員が禁煙に成功すれば、休暇を与え、禁煙治療を求める将兵には、来月から禁煙治療薬を処方するとしています。
また、いまは102か所の部隊にある、相談などによって禁煙を手助けする禁煙クリニックを、335か所の部隊に増やす方針です。
さらに、新兵の教育や部隊の行事などで禁煙キャンペーンを活発に展開するということです。
韓国軍の将兵の喫煙率は去年12月の時点で、40.4%で、20代の男性の喫煙率の34.8%を上回っていて、また、1日に吸うタバコの本数は、平均11.8本で、入隊前の7.3本に比べて増えています。