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韓半島

訪中の李洙墉氏 「核と経済の並進路線」強調

Write: 2016-06-01 14:37:55Update: 2016-06-01 14:54:30

訪中の李洙墉氏 「核と経済の並進路線」強調

先月31日から中国を訪れている北韓の李洙墉(リ・スヨン)党副委員長が、中国共産党中央委員会の宋濤連絡部長と会談し、核開発と経済発展を並行させる「並進路線」を諦めないと述べたことがわかりました。
北韓国営の朝鮮中央通信など、北韓メディアが1日、伝えたものです。
李洙墉党副委員長は、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の側近で、外交を統括する人物です。
朝鮮中央通信によりますと、李党副委員長は、宋濤連絡部長との会談で「第7回朝鮮労働党大会で金正恩同志は、核開発と経済発展を並行させる’並進路線’を恒久的路線と位置づけ、韓半島の平和と安全を守っていくことを強調された」と述べたということです。
これに対し、宋濤連絡部長は「中国の党と政府は、朝鮮労働党大会で示された目標を立派に実現し、社会主義の建設でより大きな成果をあげることを心より祈願する」とした上で、中朝関係をさらに発展させていく意欲を示したということです。
李党副委員長の中国訪問をめぐっては、李党副委員長が金正恩労働党委員長の特使の資格で親書を携えて訪問したのではないかという観測が出ており、1日に中国の習近平国家主席と会談する可能性が高いといわれています。
一方、統一部は1日、李洙墉党副委員長の中国訪問について、北韓と中国の党レベルの慣例的なものだとした上で、「北韓の非核化と韓半島平和のきっかけになれば」と述べました。

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