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国際

韓日米6か国首席代表 東京で1日に会談

Write: 2016-06-01 15:18:16Update: 2016-06-01 15:18:16

韓日米6か国首席代表 東京で1日に会談

北韓の核問題を話し合う「6か国協議」の韓日米3か国首席代表による会合が、1日東京で行われ、3か国は「北韓との対話よりは制裁を通じて、北韓の非核化を導き出す」ことで合意しました。
会合には、韓国から外交部の金烘均(キム・ホンギュン)韓半島平和交渉本部長、日本から外務省の石兼公博アジア大洋州局長、アメリカから国務省のソン・キム北韓担当特別代表が出席しました。
会合は、東京外務省庁舎でおよそ3時間にわたって行われ、韓半島情勢や北韓への制裁強化策などが話し合われました。
3か国の首席代表は、会合のあと、記者会見に臨み、「いまは対話よりは制裁を通じて、北韓の非核化を導き出すべきときだ。各国の安保理決議の履行に向けて協力していくことで合意した」と述べて、北韓への制裁を強化することで、非核化を導いていくとする従来の立場を再確認しました。
一方、今回の会合は、李洙墉(リ・スヨン)党副委員長が大規模な代表団を率いて中国を訪問するなど、党大会以降、北韓が積極的な外交を展開していることや、先月31日に中距離弾道ミサイル「ムスダン」を発射した北韓の挑発についても話し合われたものとみられます。
李洙墉党副委員長が31日から中国を訪問していることについて、アメリカのソン・キム北韓担当特別代表は「中国訪問の結果を見守っていく」とした上で、「北韓と深い親交のある、6か国協議の議長を務める中国が、北韓に対して責任をきちんと履行するよう促すことを期待する」と述べました。
会合は、4月20日、ソウルで開かれて以来、およそ1か月ぶりに行われたものです。

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