国際
中国が東海側に物流拠点 豆満江上流の図們市
Write: 2016-06-03 13:28:11 / Update: 2016-06-03 13:28:11
韓半島東側の東海への出入り口を求めている中国が、吉林省図們市に大規模な物流センターの建設を進め、ことし9月にオープンさせる予定です。
アメリカ政府系の自由アジア放送は2日、中国吉林省の図們市と延辺日報の報道として、図們市で建設が進められている図們国際物流センターが9月にオープンすると伝えました。
図們市は、東海に注ぐ豆満江の河口から100キロ以上内陸部にありますが、この物流センターは、豆満江(トゥマンガン)を挟んで南側の北韓の南陽(ナムヤン)市と向かい合っており、道路だけでなく鉄道でも北韓とつながっています。また北韓の羅津(ナジン)港からも近い交通の要所であるため、中国は図們物流センターを、北韓の羅津港や清津(チョンジン)港と連係させて発展させていきたいとしています。
図們国際物流センターの建設工事は現在、85%ほど進んでいて、物流倉庫やコンテナ貨物ヤードなどの整備が終わっています。
投資総額は2億3000万元、韓国ウォンにして416億ウォンで、年間の荷さばき量は150万トンに上るものと予想されています。
この報道は、朝鮮労働党の李洙墉(リ・スヨン)党副委員長の北京訪問中に行われたことから、自由アジア放送は、中朝関係が改善する可能性があるとする見方を伝えています。
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