韓国では、新入社員の4人に1人が、入社して1年も経たないうちに退社していることがわかりました。
韓国経営者総協会が全国の企業306社を対象に調査を行って、6日、まとめたものです。
それによりますと、大卒新入社員が1年以内に退社する割合は27.7%で、おととしの調査結果に比べて2.5ポイント高くなりました。
従業員が300人以上の企業の場合は、おととしの11.3%から9.4%に低くなりましたが、300人未満の企業の場合は、おととしの31.6%から32.5%に高まりました。
こうした早期退社の理由としては、「組織や職務への適応失敗」が49.1%でもっとも多く、続いて「給与や福利厚生への不満」、「勤務先や勤務環境への不満」が挙げられました。
一方、大卒新入社員の業務遂行能力についての企業側の満足度は、2010年の調査以降、下降を続けています。