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韓半島

北韓 プルトニウム生産再開か

Write: 2016-06-08 11:50:24Update: 2016-06-08 13:28:33

北韓 プルトニウム生産再開か

北韓が、プルトニウムを生産するための再処理活動を再開したもようです。
ロイター通信は、現地時間の7日、アメリカ国務省の高官の話として、北韓が核兵器の製造に必要なプルトニウムの生産を再開したことが確認されたと伝えました。
それによりますと、北韓は、寧辺(ヨンビョン)の原子炉で使用済み核燃料を取り出して冷却させたあと、再処理施設で作業を行っているということです。
原子炉で使用済み核燃料を再処理して、プルトニウムを得るのは、ウラン濃縮とともに、核兵器の原料を得るための一般的な方法です。
一方、IAEA=国際原子力機関の天野之弥事務局長も、6日、人工衛星画像を分析した結果、北韓が寧辺にある核燃料の再処理施設を稼動した可能性があると述べたほか、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の北韓分析サイト「38ノース」もことしから寧辺で疑わしい活動がみられると指摘しています。
北韓は2013年4月に、核開発と経済発展を並行させる「並進路線」を採択してから、5メガッワット(MW)級の原子炉を再稼動すると公言しています。
専門家らは、5MW級の原子炉が再稼動されれば、毎年、核兵器2個分のプルトニウムを製造できるとみています。

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