韓半島の西の海、西海の韓国側領海で、中国漁船が不法操業を行っていることについて、外交部の当局者は8日、ソウルの中国大使館側に抗議し、対策を講じるよう求めたと発表しました。
これは、先日、韓半島の西の海、西海の韓国側領海で不法操業を続けていた中国漁船を韓国の漁民が捕らえたことを受けたものです。
これについて中国側は、最善を尽くすとの立場を表明しています。
これまで韓国政府は、首脳会談など各種会談や中国政府関係者の訪韓の際に、中国漁船の不法操業問題について対策を講じるよう求めてきました。政府は、今月末に韓国で開かれる予定の「第9回韓中漁業問題協力会議」でも、引き続き、中国側に対策を設けるよう強く訴える方針です。
「韓中漁業問題協力会議」は、中国漁船の不法操業について議論するため、2012年6月に発足した韓国と中国間の協議体で、毎年2回行われています。