ディーゼル車の排ガス不正で告発されて検察の捜査を受けているドイツのフォルクスワーゲン(VW)の韓国法人、アウディ・フォルクスワーゲン・コリアは、韓国環境部の認証を受けていない部品を取り付けた車およそ5万台を販売していたことが分かりました。
ソウル中央地方検察庁によりますと、アウディ・フォルクスワーゲン・コリアは、フォルクスワーゲン車およそ5万台の主な部品を変更したことを環境部に届け出ず、認証を受けていない部品を装着した車両を最近まで販売していたということです。
大気環境保全法では、自動車の主要部品を変更する際は、環境部の認証を受けてから装着することとなっています。
検察は、早ければ来週初めに全数調査を終えて環境部認証を受けていない部品を装着した車の数を正確に把握するとともに、排ガス不正との関連性についても調べる方針です。