国際労働組合総連合(ITUC)は、労働者の権利がどれほど保障されているかを測る国際労働権利指数で、韓国を3年連続で最下位の5等級に分類しました。
国際労働組合総連合は、2006年に世界各国の労働組合団体を集めて結成した国際組織で、ベルギーのブリュッセルに本部があり、3年前の2014年から、世界141か国の労働権の現状を分析した国際労働権利指数を公表しています。
それによりますと、韓国は、中国、インド、パキスタンなど25か国とともに、労働権が守られる保障がない5等級の国に、3年連続で分類されています。
これについて雇用労働部は、「1980年代以降、政府は国際レベルに見合う 労働基本権を守るよう努力を重ね、重大な進展を遂げている」と話しています。