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国際

「理性的な対応を」 漢江河口の中国漁船取り締まり

Write: 2016-06-11 12:59:23Update: 2016-06-11 14:39:59

「理性的な対応を」 漢江河口の中国漁船取り締まり

韓半島の西の海、西海の軍事境界線にあたるNLL=北方限界線付近の漢江河口で違法操業をする中国漁船に対して、韓国軍と海洋警察、そして国連軍司令部が、警告放送を行って退去させる合同取り締まり作戦を、10日初めて行ったことについて、中国政府は、韓国に対して理性的な対応を要請しました。
中国外交部の洪磊報道官は10日、聨合ニュースの書面による取材に対して文書で回答を送ってきました。
それによりますと、中国は、「漁民の教育強化を高度に重視しており、漁民に対して国際公約を尊重し、沿岸国の法律や関連漁業協定を守るよう要求し続けている」とした上で、「関係国との対話と協力を強化することで、正常な漁業秩序を守っていくことを望む」と述べました。
そして、洪磊報道官は、「韓国が理性的に対応し、中国漁民の権利の保護と不祥事が発生しないよう協力を要請する」と述べました。
韓国と北韓が対峙する漢江河口は、韓国戦争の休戦後に国連軍が中立水域を設けて管理し、双方の進入を規制していますが、中国漁船の違法操業によって、今が旬のワタリガニの漁獲量は、以前の3分の1に激減し、今月5日には、韓国の漁民が不法操業中の中国漁船2隻を捕らえ、海洋警察に引き渡しています。

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