化粧品や医薬品、医療機器など、健康関連産業の輸出は、ここ4年間で2倍の成長を果たし、去年の貿易額が初めて10兆ウォンを超えました。
保健福祉部によりますと、去年1年間、健康関連産業の輸出額は合わせて88億3000万ドル、およそ10兆2000億ウォンで、一昨年に比べて21%増加しました。
健康関連産業の輸出額は、2011年は43億9500万ドルでしたが、年平均で19%の成長を果たし、ここ4年間で2倍の成長を果たしました。
分野別で見ますと、医薬品の輸出額が29億4000万ドルでもっとも高く、続いて医療機器、化粧品、外国人患者向けの診療費などの順となりました。
また、輸出額の増加率で見ますと、化粧品が44%でもっとも高く、続いて医薬品が22%、外国人患者向けの診療費は12%などの順でした。
これについて保健福祉部は、「バイオテクノロジーを利用したバイオ医薬品や情報技術を利用した医療機器などの輸出が増加していることから、ことしも健康関連産業の輸出は増加するものとみられる」と説明しています。