6月に入って輸出が増加傾向に転じ、これまでで最も長い1718か月連続の輸出減少から脱却できるかどうかが注目されます。
関税庁によりますと、6月1日から10日までの輸出額は、去年の同じ時期に比べて5.7%増加して138億8200万ドルに上りました。
韓国の輸出は、去年1月から減少し続けており、月間の貿易収支を取り始めた1970年以来もっとも長い17か月連続の輸出減少となっています。
しかし、6月に入って、1日から10日までの輸出額が増加傾向を見せていることから、1年6か月ぶりに輸出減少から脱却できる可能性があるとして注目されています。
これについて関税庁は、「海外の生産工場における自動車の生産が増えており、アメリカやメキシコなどへの輸出が増加した影響とみられる」と説明しています。