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大邱地下鉄惨事 遺骨の身元確認作業本格化

Write: 2003-03-10 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

大邱地下鉄放火火災事件では、これまでに198人が死亡していますが、犠牲者が多く出た反対ホームに入ってきた電車から収拾された遺骨のうち、DNA鑑定で身元を確認できた30人あまりの遺骨が近く遺族に引き渡されることになりました。事件を捜査している大邱地方警察庁は、DNA鑑定とともに事故現場で収拾した遺品や遺骨、監視カメラの録画テープ、生存者の証言などをもとに行方不明者の特定作業を進めており、「今回の事件で犠牲となった人は、全員が被害補償を受けられるように徹底的に捜査する」としています。市の事故対策本部に申告された行方不明者は一時612人に上っていましたが、その後388人について死亡が確認されたり、別の場所にいて安全だったことが分かっており、現在、未確認の行方不明者は224人となっています。事故対策本部は10日、身元が確認された遺体に対する葬儀や各種の手続きをするチームを設けて、遺族を支援しています。

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