韓国の鉄鋼最大手のPOSCOが、7年連続で「世界で最も競争力のある鉄鋼企業」に選ばれました。
これは、世界開発協力機構(WSD)が発表したもので、WSDは、世界37の鉄鋼企業を対象に、技術革新や財務健全性など23の項目で評価した競争力ランキングを年に1~2回発表しています。
それによりますと、POSCOはサウジアラビア国富ファンドからの投資を誘致したり、POSCOの子会社だった「POSCO特殊鋼」を売却するなどで、企業構造の再編と革新的な技術の活用、コスト削減などの項目で、いずれも最高点を獲得したということです。
POSCOは韓国の鉄鋼最大手で、1964年に国営の浦項(ポハン)総合製鉄として製鉄事業を開始、2000年9月、民営化されました。