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経済

LGイノテック 生産職の号俸制を全面廃止

Write: 2016-06-17 12:02:08Update: 2016-06-17 16:54:47

LGイノテック 生産職の号俸制を全面廃止

LGイノテックは16日、製造現場で勤務する生産職社員に適用してきた、勤続年数が増えるにつれて賃金が上がる号俸制を廃止し、成果主義に切り替えたと発表しました。
対象となったのは生産職社員4332人で、全体の従業員の52%に当たります。
これで、事務職や技術職を含む全社員に対する賃金体系が、成果主義に一本化されました。
生産職に対して適用していた号俸制の全面廃止は、労働組合がある韓国の大企業としては初めてで、産業界と労働界に波紋を呼ぶものとみられています。
1997年のアジア通貨危機後、業界では、危機を乗り越えるための全面的な人事制度の見直しや先進的な経営システムの導入が活発に行われましたが、事務職と技術職が中心で、生産職については、労働組合の反発などから、年功序列式の号俸制が残っています。
LGイノテックの関係者は、「従来の年功序列式の給与体系では、変化した製造環境とグローバル競争の中で生き残ることができないという認識で労使が一致した」と説明しています。
LGイノテックは、ディスプレーやLED製品、自動車向け電子部品などを生産しています。

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