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経済

韓国の対米・対中経常収支 黒字額が大幅減

Write: 2016-06-18 12:32:31Update: 2016-06-18 15:14:18

韓国の対米・対中経常収支 黒字額が大幅減

韓国の去年の経常収支黒字幅が1000億ドルを超え、 過去最高となりましたが、黒字幅のほとんどが国際原油価格の下落によるもので、対アメリカ、対中国の黒字幅は大幅に減ったことがわかりました。
韓国銀行が17日発表した、「2015年地域別国際収支」によりますと、韓国の主な輸出国のアメリカの場合、経常収支の黒字は、おととしに比べて17.4%減少し、338億5000万ドルでした。
旅行や知識財産権の使用料などが大幅に増えたことが原因とみられます。
対中国も、経常収支の黒字は、おととしより19.5%減り、451億4000万ドルにとどまりました。
液晶パネルなどの輸出が減り、商品収支の黒字幅が大きく減少したこととみられます。
一方、中東地域の経常収支は、原油価格の下落などを受けて、大きく改善し、赤字幅はおととしより半分以上減って、343億7000万ドルでした。
このほか、日本に対する経常収支は、赤字幅が21.8%まで拡大し、196億8000万ドルでした。
旅行収支など、サービス収支が大きく赤字になったことが主な要因とみられます。
経常収支の最大黒字地域の東南アジアでも石油製品などを中心に輸出が減少し、黒字規模はおととしより15.5%縮小し、621億ドルにとどまりました。

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