北韓が今年に入り実施した核・ミサイル実験を踏まえ、EU=ヨーロッパ連合が北韓に対する制裁を強化している中、ノルウェーやアイスランドなどEUの非加盟国も対北韓制裁に参加する方針を決めました。
ヨーロッパ連合閣僚理事会が16日発表したところによりますと、マケドニア共和国、ボスニア・ヘルツェゴビナ、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、モルドバ共和国、アルメニア共和国の9か国が理事会に対して、北韓への追加制裁に参加する意向を示したということです。
これに先立って、ヨーロッパ自由貿易連合のスイスは先月、北韓に対する独自の制裁案を発表しました。
一方、ヨーロッパ連合は先月27日、北韓が今年に入り実施した核・ミサイル実験を踏まえ、北韓に対する制裁を強化すると発表しています。
貿易や金融取引などが対象となり、北韓は石油関連および高級品のEUへの販売が禁止され、EU加盟国に対しては、北韓の鉱山・精製・化学産業への投資を禁じています。