首の骨や軟骨に異常が生じ、首や肩の痛みの原因となる「頚椎椎間板ヘルニア」で治療を受けた人が、ここ5年間で24%増加したことがわかりました。
国民健康保険公団によりますと、去年1年間、頚椎椎間板ヘルニアで治療を受けた人は、86万8729人で、2010年に比べて24.3%増加しました。
年齢別で見ますと、50代がもっとも多く、続いて40代、60代、70代などの順となりました。
これについて専門家は、「最近は、スマートフォンなどの携帯端末の利用が増えた影響で、首に無理のかかる姿勢で長時間過ごす人が多いため、頚椎椎間板ヘルニアを患っている人が増加しているものとみられる」と説明しています。