貨物自動車の4割が、新規登録から10年以上経過していることがわかりました。
韓国自動車産業協会によりますと、ことし4月現在、全国で登録されている自動車は2129万2522台で、このうち、新車新規登録から10年以上経過している自動車は、全体の32.9%を占める701万台に上っています。
なかでも、貨物自動車は、全体の44.9%を占める151万1604台が、新規登録されてから10年以上経過しているということです。
現在、タクシーやトラックなどの営業用車両は、新規登録から最長で10年以内に廃車することが義務付けられていますが、貨物自動車は、廃車の対象に含まれていないため、新規登録から10年以上経過している車両の割合が高くなっています。
これについて専門家は、「長期間走行した車の場合、窒素酸化物などの排気ガスの量が増加する恐れがあるため、大気汚染の改善策として老朽化した貨物自動車の運行を減らしていく必要がある」と指摘しています。