メニューへ 本文へ
Go Top

経済

韓国での熱帯果実の生産量 地球温暖化で53%増

Write: 2016-06-23 13:17:01Update: 2016-06-23 13:17:01

韓国での熱帯果実の生産量 地球温暖化で53%増

地球温暖化の影響で韓半島の平均気温が上昇し、韓国での熱帯果実の生産量が去年、53%も増えたことがわかりました。
政府系研究機関の韓国農村経済研究院が23日、発表したところによりますと、熱帯果実の生産量は去年、1174トンで、前の年に比べて53%増えたということです。
品目別には、パッションフルーツがおよそ409トンでもっとも多く、続いてマンゴー398トン、パイナップル167トン、ドラゴンフルーツ86トン、パパイヤ63トン、などとなっています。
熱帯果実の栽培面積も、去年に比べて80%以上増えて、106.6ヘクタールになりました。
なかでもマンゴーの場合、2001年に済州島で初めて栽培が始まって以降、 栽培地は、慶尚北道(キョンサンブクド)、全羅南道(チョンラナムド)、全羅北道(チョンラブクド)にまで北上し、栽培農家が150か所に上っています。
またおととしまでは、熱帯果樹の栽培がまったく行われなかった、大邱(テグ)、釜山、忠清道(チュンチョンド)でも去年から、栽培が始まりました。
研究所は、地球温暖化の影響で韓半島の平均気温が上昇し、熱帯果樹の栽培が増えている一方、従来作物の栽培地は北上したり、減少する傾向にあると説明しています。
韓国の平均気温はこの100年間で、およそ1度8分上昇し、地球の平均気温の2.4倍の上昇率となっています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >