北韓海軍が、韓半島西の海、西海の軍事境界線とされる北方限界線(NLL)付近に配備した哨戒艇などに、アメリカ製の「ガトリング機関銃」を搭載しはじめたもようです。
韓国軍関係者は28日、「北韓が、戦闘艦の老朽化した兵器をガトリング機関銃に取り替えている状況を捉えた。380あまりある沿海域戦闘艦にこの機関銃が搭載されれば、韓国軍にとって大きな脅威になる」と述べました。
北韓が一部の沿海域戦闘艦に搭載したとみられるガトリング機関銃は、アメリカのゼネラル・エレクトリック社が開発した12.7ミリ口径と推定されます。
1分間におよそ2000発の弾を発射でき、射程は、最大5~6キロで、2キロ以内では人命や艦艇船体に深刻な被害を与えられます。
韓米軍と情報当局は、北韓がガトリング機関銃を入手した経路について調査しているもようです。
政府消息筋は、「北韓が中東の国から輸入した可能性がある」としています。