ことしに入って初めて、熱中症による死者が出ました。
疾病管理本部によりますと、25日、韓国南東部の金泉（キムチョン）市で、62歳の男性が熱中症で意識を失って倒れているのが見つかり、病院に運ばれて治療を受けましたが、意識が回復せず、死亡したといことです。
熱中症による死者が出たのは、去年に比べて1か月以上も早くなっています。
疾病管理本部によりますと、熱けいれんや熱虚脱、熱射病などの熱中症による死者のうち、全体のおよそ30％が65歳以上の高齢者だということです。
保健当局は、お年寄りや体の弱い人は外出を控えるとともに、水分をこまめにとるなど、健康管理に注意するよう呼びかけています。