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韓半島

北韓 臨津江上流の黄江ダムを無断放流

Write: 2016-07-06 13:38:00Update: 2016-07-06 14:07:08

北韓 臨津江上流の黄江ダムを無断放流

北韓が6日午前、軍事境界線付近を流れる臨津江(イムジンガン)上流にある北韓側の黄江(ファンガン)ダムを、予告なしに放流したことがわかりました。
軍の関係者が6日、明らかにしたところによりますと、北韓は午前6時ごろから放流を始めたようで、放流の理由や放流量などについて、韓国側に何の通告もしなかったということです。
これを受け、韓国当局は、臨津江周辺地域に向けて避難放送を行い、人の出入りを禁じています。
軍の関係者は、放流は、黄江ダムが満水になっていたうえに、前の日に大量の雨が降ったためで、水攻めではないとみています。
北韓のダムの無断放流では、2009年9月、韓国人6人が死亡する事件が発生しています。これを受け、南北は2009年10月に水害を防止するための実務者協議を開き、北韓側がダムを放流するときは事前に通告することで合意していますが、北韓はこの合意を度々破っています。
一方、統一部は6日、北韓が無断で放流したことについて「北韓が対話に少しでも関心があるならば、放流する際、事前に通告するという南北の合意を守るべきだ」と求めました。

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