韓国国内で増加傾向だった輸入車の販売台数が7年ぶりに減少しました。フォルクスワーゲンのディーゼル車排ガス不正が影響しているとの見方が出ています。
韓国輸入自動車協会が6日発表したところによりますと、今年の1月から6月までに登録された輸入車は、11万6,749台で、去年の同じ期間に比べ2.6%減少しています。今年の上半期、およそ約5ヶ月間、自動車に対する個別消費税が一時的に引き下げられたにも拘わらず、輸入車の販売は減少しました。
業界では、ディーゼル車の排ガス不正問題による不信感が輸入車全般に広がったのが販売減少の原因だとみています。
特にディーゼル車排ガス不正が発覚したフォルクスワーゲンの販売台数は、輸入車業界で最も大幅に下落し、アウディの販売台数も10%以上減少しました。