ことしは、例年に比べて雨の量が少なくなった影響で、蚊の数が減少していることがわかりました。
疾病管理本部によりますと、ことし1月1日から6月18日までの期間中、国内で発見された蚊の数は1909匹で、例年に比べて26.9%減少しました。
疾病管理本部は、釜山(プサン)や京畿道(キョンギド)など、全国の10か所で蚊を採取して数を把握しています。
これについて専門家は、「6月の降水量が、67.4ミリと、例年に比べて41%少ないなど、ことしは雨の量が少なくなっている。そのため、蚊の幼虫が生息する水溜りが減って、蚊の数が減少したものとみられる」と説明しています。