元日本軍慰安婦の柳喜男(ユ・ヒナム)さんが10日、死去しました。
88歳でした。
柳喜男さんは15歳のときの1943年に日本の下関に連行されて2年近く慰安婦生活を送りました。
柳喜男さんは生前、メディアとのインタビューで、「突然現れた男2人が無理やり車に乗せ、連れ去った、到着したのは下関の軍部隊の前だった」と話しています。
柳喜男さんは韓国京畿道広州市の施設「ナヌムの家」で暮らしていましたが、肺疾患を患っていました。
これで韓国政府に登録された慰安婦被害者238人のうち生存者は40人となりました。