参議院選挙の結果を受けて、韓国のメディアは、改憲に向けた安倍政権の今後の動きに関心を寄せています。
参院選の結果、非改選を含めた改憲勢力は165議席となり、憲法改正発議に必要な3分の2以上の議席に達しました。
朝鮮日報は11日付社説で、平和憲法を改正するための条件が整ったとしたうえで、日本は最近、右傾化が進んでいて、軍備拡張も進んでいると懸念を示しました。
また、ヘラルド経済新聞は、平和憲法改正に向けて政局が急速に動き出す可能性があるとして、参院選の結果は北東アジアにおける「新冷戦時代」を予告するものだとしました。
聨合ニュースは、安倍首相の任期は2018年9月までだが、憲法改正論議を締めくくるために任期が延長される可能性があるとしました。